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日本の古典はエロが9割 ちんまん日本文学史

出版社名 日本文芸社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-537-26143-1
4-537-26143-9
税込価格 1,430円
頁数・縦 253P 19cm

商品内容

要旨

古典文学の神髄は、性愛にあり!神々はセックスで国を生み、貴族たちは不倫乱倫にうつつをぬかす。バチ当たりな坊さんたちの弾けた性…底抜けエロス、フルスロットルの文学史!!54のヒメごと。

目次

第1章 性=生=政の時代 日本神話のちんまん模様(セックスのやり方を教えてくれる神話―『古事記』
ちんを切るか、まんを焼かれるか―『古事記』『日本書紀』 ほか)
第2章 「まん葉」時代のエロスは底抜け(モンローウォークの豊満美女―『万葉集』
竹取翁はスケベな養父?―『竹取物語』『捜神記』 ほか)
第3章 『源氏物語』―奥ゆかしさの裏の過激なエロス(セックスのしすぎで死んだ?―エロの破壊力―『源氏物語』『栄花物語』
今なら犯罪 ロリコン貴族―『源氏物語』『今鏡』 ほか)
第4章 仏の道もちんまん ゆるい日本仏教のセックス観(女を男にする方法―『昨日は今日の物語』
権力者は親も子も総嘗め―『醒睡笑』『とはずがたり』『富家語』 ほか)
第5章 エロスとホラーは紙一重 近世の不条理な性愛話(愛はホラー―『東海道四谷怪談』
裏切る男を女が追いつめる道成寺型説話―『曽呂利物語』『諸国百物語』 ほか)

出版社・メーカーコメント

お堅いイメージで敷居の高い古典文学。だが、実際は、「本当はエロい」話の宝庫! 本書は、古典文学の性愛にまつわる内容に焦点を当ててライトに紹介しながら、その魅力に「裏口」から迫る文学入門。『古事記』『源氏物語』などメジャーな作品から、近松や西鶴、さらには近世の奇談集などあまり知られていないものまで、ありとあらゆる性模様が展開される本書を読めば、エロ、グロ、BL、なんでもありの性事情と、日本古典文学の全貌がすべてわかる!

著者紹介

大塚 ひかり (オオツカ ヒカリ)  
1961年横浜市生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)