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女のおっさん箴言集

PHP文庫 た53−2

出版社名 PHP研究所
出版年月 2007年3月
ISBNコード 978-4-569-66803-1
4-569-66803-8
税込価格 638円
頁数・縦 250P 15cm

商品内容

要旨

「死んだときに『ええ子やったなア。あれは』とまわりが言ってくれるというのが、人間の仕事みたいな気がするわ」「女というのは、(ウソだ)と思っていても、酔わされるのが好きなんである」―“女のおっさん”こと作家・田辺聖子の小説やエッセイの中から、ひときわ光るフレーズを厳選。鋭い洞察、洗練されたユーモア、温かい励まし…などが凝縮された、生き方のヒント集。人生が明るくなります。

目次

人間―この世には二種類の人間がいる
女―女は皆、認められたいもの
男―男の自尊心は風船玉のよう
男vs.女、女with男―熟れた木の実のように落ちるところへ落ちよ
夫婦―夫婦にはやさしいウソが必要
家族―血のつながりには肌温かな逃げ道がある
オトナ―異性と真に仲良く暮らせるのは…
言葉―すべてこの世は、「ホントはそやけど」
恋愛―手放したくない、それが愛ということなのかも…
現代―今日びの人は…
老い―七十やからこそ、タガをはずしますのや
人生―長い道程、ときどき小石を蹴ったりして遊ばないと
人の世の流儀―「たかが…」のために骨身を削る

著者紹介

田辺 聖子 (タナベ セイコ)  
1928年(昭和3年)、大阪生まれ。樟蔭女子専門学校国文科卒業。64年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)』で芥川賞、87年、『花衣ぬぐやまつわる…』で女流文学賞、93年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、94年、菊池寛賞を受賞。95年、紫綬褒章を受章。98年、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で読売文学賞、泉鏡花文学賞、井原西鶴賞特別賞を受賞。2000年、文化功労者に顕彰される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)