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神と肉 日本の動物供犠

平凡社新書 730

出版社名 平凡社
出版年月 2014年4月
ISBNコード 978-4-582-85730-6
4-582-85730-2
税込価格 946円
頁数・縦 252P 18cm

商品内容

要旨

肉を米と対立させる国家の建前とは別に、米の農作のためにこそ神に肉を供える儀礼が、この国でもずっと行われてきた。もうひとつの日本の歴史を掘り起こす。

目次

序章 生命と儀礼
第1章 沖縄の動物供犠から
第2章 中国大陸・朝鮮半島の動物供犠
第3章 日本における動物供犠の痕跡
第4章 野獣の供犠と農耕
第5章 家畜の供犠と農耕
終章 人身御供・人柱と首狩り

著者紹介

原田 信男 (ハラダ ノブオ)  
1949年栃木県生まれ。明治大学大学院文学研究科博士課程退学。博史(史学)。現在、国士舘大学21世紀アジア学部教授。専攻、日本文化論、日本生活文化史。主な著書に、『江戸の料理史』(中公新書、サントリー学芸賞)、『歴史のなかの米と肉』(平凡社ライブラリー、小泉八雲賞)、などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)