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検校の首 書下ろし時代小説

ベスト時代文庫 む03−02 江戸の闇鴉

出版社名 ベストセラーズ
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-584-36606-6
4-584-36606-3
税込価格 723円
頁数・縦 285P 15cm

商品内容

要旨

深川で髪結床を営む喜三郎は、若いながらも腕がよく、常連客もついている。大工の娘・お多恵とは周囲も認める恋仲だ。しかし、喜三郎にはお多恵にも告げられない裏の顔があった。当時は死罪も免れない闇貸業を営み、やまれず殺しにも手を染めていた。だが、得た儲けは、恩人である谷中の和尚の窮状を救うために密かに喜捨していたのだ。地回りのやくざ、悪徳検校など、善意の人々を苦しめるこの世のワルに、喜三郎の怒りの剃刀が一閃する。著者渾身の本格時代小説第二弾。裏社会で蠢く男たちの死闘を描くノンストップ時代小説。

著者紹介

向谷 匡史 (ムカイダニ タダシ)  
1950年、広島県呉市生まれ。拓殖大学を卒業後、週刊誌記者を経て作家に転身。小説をはじめ、ノンフィクションでもヒット作を連発。また、日本空手道「昇空館」館長を務め、武道家としての顔も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)