新・幸福論 青い鳥の去ったあと
出版社名 | ポプラ社 |
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出版年月 | 2012年3月 |
ISBNコード |
978-4-591-12695-0
(4-591-12695-1) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 211P 19cm |
書店レビュー
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新・幸福論 青い鳥の去ったあと
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
五木寛之の物静かな語り口調が響いてきそうである。いま、ことに我々日本人は「幸福とは?」という問いかけに、自問自答しないわけにはいかない。当たり前にあった目の前の幸せが、一瞬にして消え去る現実をリアルに体験した。五木さんは、おしきせの幸福論ではなく、それぞれのひとりひとりの中の、幸福をみつけるための、小さなヒントをあたえてくれる。ずっと遠くから手招きするのではなく、ちょっとだけ前を歩くように、五木さんの文章は、水先案内人となってくれる。じっくりと読みこみたい書である。
(2012年4月24日)
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出版社・メーカーコメント
幸福のイメージは、時代とともに変わります。世代によってもちがう。男性と女 性、民族、職業によっても異なります。百万人の人間がいれば、百万通りのちがう 幸福がある。それを承知で、あえて幸福について正直な感想をのべてみました。わ かっていることは、いま新しい幸福観が生まれつつある、ということです。 「お わりに」より 金子みすゞ、宮沢賢治、青い鳥(メーテルリンク)、星の王子さま(サン=テグジュペ リ)、かもめのジョナサン(リチャード・バック)、夜と霧(ヴィクトール・E・フラ ンクル)……。 永く愛される作家や作品にふれながら、明日が見えない時代の幸福とは何なのか、 不安に満ちた日々のなかでどう 見つければいいのかを、著者が手さぐりのなかで 書き綴る。幸福を求めるための真実のヒントがここに!