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名著で読む日本史

扶桑社文庫 わ10−2

出版社名 育鵬社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-594-07695-5
4-594-07695-5
税込価格 704円
頁数・縦 229P 16cm

商品内容

要旨

細かい歴史的事実だけでは歴史は見えてこない。いま日本人が、「国史」という美しい「虹」を見るための必読書!

目次

第1章 古代(『古事記』―日本神話と日本人
『日本書紀』―古代日本人の歴史の実像
『栄華物語』―昔も今も歴史はスキャンダラス!?
『平家物語』―歴史のドラマと日本人的無常観)
第2章 中世(北畠親房『神皇正統記』―南朝正統を主張する書に何を読み取るか
『太平記』―中世の日本を知るために必読の軍記物語
岡谷繁実『名将言行録』―戦国・江戸期に活躍した武将たちの生き方
原勝郎『日本中世史』―目からうろこの連続の歴史絵巻)
第3章 近世(山鹿素行『中朝事実』―尊王思想はこの本を読むと理解できる
徳川光圀『大日本史』―世界に誇る全三百九十七巻の歴史書に書かれていること
頼山陽『日本外史』―歴史書“空前のベストセラー”誕生の背景)
第4章 近現代(伊藤正徳『軍閥興亡史』―日本はなぜ第二次世界大戦を戦ったのか
徳富蘇峰『近世日本国民史』―今、注目したい国民史・全百巻
辻善之助『日本文化史』―日本文化の核心とは何か
R・F・ジョンストン『紫禁城の黄昏』―封印されてきた満洲国の歴史の真実
『東條英機宣誓供述書』―東京裁判史観の呪縛を解く!)
付録 渡部昇一『裸の総理たち32人の正体』―「後世の日本」という視点で見る功罪(戦後の二大宰相、岸信介と吉田茂はどこが違ったか
岸、吉田の外交センスはどちらが上か
全く評価できない二人の首相、細川護煕と宮沢喜一)

著者紹介

渡部 昇一 (ワタナベ ショウイチ)  
昭和5(1930)年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。昭和51年第24回エッセイストクラブ賞受賞。昭和60年第1回正論大賞受賞。英語学・言語学に関する専門書のほかにも著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)