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EUを考える

現代世界−その思想と歴史 3

出版社名 未來社
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-624-30116-3
4-624-30116-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 244P 19cm

商品内容

要旨

全世界的経済危機とエネルギー問題に直面し、いまその真価が問われるEU。通貨統合、共通外交・安全保障、司法協力から福祉・環境・メディア政策まで、喫緊の課題と展望を徹底的に論ずる。

目次

EUの実験―その思想的・歴史的前提
社会的ヨーロッパと新しい福祉政治
リスボン戦略の十年でEUはどう変わったか―金融によって支配される蓄積レジームの危機
EUの気候安全保障―ヨーロッパの気候変動・エネルギー政策の新たな取り組み
「ヨーロッパ人」の誕生をめざして―EUのメディア政策の視点から
福祉国家改革における「現代化」と「活性化」について―オランダの事例を中心に
ベルギーと欧州統合―EU大統領・その後のベルギー
ヨーロッパにおける領域的空間の変質―オーレスンド・リージョンの事例に沿って
EU東方拡大とユーゴスラヴィア―その歴史的意味を探る
ヨーロッパのなかのイギリス―その「特別な関係」
社会的包摂とEUのガバナンス
欧州連合の歩む遠い道―そのシンボルの光と影

著者紹介

田中 浩 (タナカ ヒロシ)  
1926年佐賀県生まれ。東京文理科大学哲学科卒。現在、聖学院大学大学院教授。一橋大学名誉教授。政治思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)