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宿命

転換期を読む 19

出版社名 未來社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-624-93439-2
4-624-93439-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 216P 19cm

商品内容

要旨

日本近代詩を新しい次元に導き、現代につづく詩の地平を切りひらいた日本を代表する近代詩人、萩原朔太郎の最晩年の自選アンソロジー。散文詩と抒情詩のなかから代表作一四一篇を選び出し、みずからの詩人としての終着点を総括した作品集。さらに散文詩自註としてみずからの詩的表現論を展開し、近代以降の詩にたいする問題提起をおこなった詩的遺言書。

目次

散文詩(ああ固い氷を破つて
婦人と雨
芝生の上で
舌のない眞理
慈悲 ほか)
抒情詩(漂泊者の歌
乃木坂倶樂部
珈琲店醉月
晩秋
昨日にまさる戀しさの ほか)