• 本

老年の品格

出版社名 海竜社
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-7593-1165-5
4-7593-1165-3
税込価格 1,572円
頁数・縦 277P 20cm
シリーズ名 老年の品格

商品内容

要旨

笑われる老人になろう。年輪の余裕、知識、経験を愛とユーモアで包んで。

目次

はじめに 伝えるべきことをユーモアで包んで
人生を豊かにするユーモアの力(笑いは幸せな老年夫婦の必需品
老年の実力は微笑とともに ほか)
人間関係、押し方・引き方の知恵(物事を脇から見るゆとり
笑えば心が開く、人生が拓く ほか)
笑いは知性の産物、生きる才能(人生を成功させる笑いのEQ能力
人生が楽になる笑いの三要素 ほか)
愛のある視点こそ、老年の品格(笑いの視点で世の中を見る習慣
愛のある笑い、毒のある笑い ほか)

出版社
商品紹介

短気・直球はケガのもと。亭主にユーモアがあれば家には笑いがあふれる。老作家夫婦の円満のコツを紹介。

おすすめコメント

世代や環境、経験などが異なる相手に伝えたいことがあるときは、まず笑わせてカベを取り払ってからが効果的。笑いは違いを超えて、人をソフトにくっつける接着剤です。特に老年世代にとって笑いは、夫婦、家族、他の人間関係をなめらかにするために欠かせないものです。そもそも笑いは、高等な精神の産物ですから、年輪の余裕、知識、経験がある老年世代の特技としてふさわしいものです。笑いにもさまざまありますが、愛情を基盤にしたユーモア、笑いこそ、老年の品格につながります。自分を笑えれば、肩の力が抜けて生きるのが楽になります。笑われているとき、現代と好ましい接点を見いだしていると著者は語ります。三浦家に笑いが絶えないのは、著者がおかしさを見つけ出すことを習慣にしているからでしょう。まさに、笑う老いには福来る!です。本書に登場する、著者周辺の著名人たちの意外なエピソードも笑えます。

著者紹介

三浦 朱門 (ミウラ シュモン)  
1926年(大正15年)、東京生まれ。東京大学文学部言語学科卒業。日本大学芸術学部の教職に就くとともに、作家活動に入る。1985年(昭和60年)4月から翌年8月まで、文化庁長官を務める。1999年(平成11年)、第14回産経正論大賞を受賞。同年、文化功労者となる。現在、日本藝術院院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)