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恐の家族 実話怪談

竹書房怪談文庫 HO−604

出版社名 竹書房
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-8019-3482-5
4-8019-3482-X
税込価格 781円
頁数・縦 222P 15cm

商品内容

要旨

親子の愛憎、きょうだいの確執、無念、怨念―家族という入れ物の中で起こる逃げ場のない心霊怪異の数々!義理の家で起こる病気の連鎖、その原因は…「義実家の墓」(西浦和也)、祖母の部屋に毎夜来るモノ「家族以外のなにか」(松永瑞香)、異国の地で聞いた凄惨な母親殺しの顛末「焦熱極楽家族」(岩井志麻子)、家系を呪う、その代償とは…「リキの一族」(Dr.マキダシ)、伯父が庭に建てた異物、そして家族が壊れていく…「鉄塔のある家」(川奈まり子)など。川奈まり子が書き手を初プロデュース、家族をテーマに、濃密濃厚な怪談奇譚が集結―あなたの家族は大丈夫ですか?

著者紹介

川奈 まり子 (カワナ マリコ)  
八王子出身。怪異の体験者と土地を取材、これまでに5000件以上の怪異体験談を蒐集。怪談の語り部としてイベントや動画などでも活躍中。日本推理作家協会会員
松永 瑞香 (マツナガ ミズカ)  
看護師。東アフリカ・タンザニアで看護師として活動し、その後現地の呪術師に弟子入りする。それらの経験からアフリカの文化や呪術、病院や海外に纏わる怪談などを語る。映像制作もしており、東京ドキュメンタリー映画祭2022にて「呪術師の治療―タンザニア」が上映されるなど異色の経歴の持ち主
岩井 志麻子 (イワイ シマコ)  
岡山県生まれ。1999年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。同作を収録した短篇集『ぼっけえ、きょうてえ』で第13回山本周五郎賞を受賞
Dr.マキダシ (DR.マキダシ)  
青森県出身。現役精神科医でありプロのラッパーとしても活動する。鍛え抜かれたステージングの技術と精神科医としての視点を盛り込んだ怪談語りは聴き手の心を強く揺さぶる
西浦和也 (ニシウラワ)  
不思議&怪談蒐集家。心霊番組「北野誠のおまえら行くな。」や怪談トークライブ、ゲーム、DVD等の企画も手掛ける。イラストレーターとしても活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)