「超」怖い話Φ
竹書房文庫 HO−127
出版社名 | 竹書房 |
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出版年月 | 2012年2月 |
ISBNコード |
978-4-8124-4812-0
(4-8124-4812-3) |
税込価格 | 692円 |
頁数・縦 | 223P 15cm |
商品内容
要旨 |
子供の頃、無性に怖い話が好きだったという人は少なくないだろう。学校の七不思議やコックリさん、修学旅行の夜は怪談と相場が決まっている。子供にとっては怖がること自体が楽しい遊びのひとつだったかもしれないが、それでもやはり「信じていた」のだと思う。霊の存在、神々の領域、理屈では割り切れない不思議がこの世にあるということを肌で感じていた。だが、大人になると「信じている」こと自体、子供じみていて、妙に気恥ずかしくなってしまう。しかし、信じなくなったわけではないというのが本当のところではあるまいか。むしろ恐れは増し、いたずらに深入りしてはならないという暗黙のブレーキが働いている。そしてなお、疼くように感じる好奇心…。あの世はいつの時代も未知の世界、未知ゆえに恐ろしく、甘美な匂いを放っている。誰も嘘と判り切っているものに、こうまで惹かれはしない。我々が怪談に求めるもの―それは揺るぎない真実なのかもしれない。 |
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目次 |
気にはなったが、気にしない |
出版社・メーカーコメント
子供の頃、無性に怖い話が好きだったという人は少なくないだろう。学校の七不思議やコックリさん、修学旅行の夜は怪談と相場が決まっている。子供にとっては怖がること自体が楽しい遊びのひとつだったかもしれないが、それでもやはり「信じていた」のだと思う。霊の存在、神々の領域、理屈では割り切れない不思議がこの世にあるということを肌で感じていた。だが、大人になると「信じている」こと自体、子供じみていて、妙に気恥ずかしくなってしまう。しかし、信じたくなくなったわけではないというのが本当のところではあるまいか。むしろ恐れは増し、いたずらに深入りしてはならないという暗黙のブレーキが働いている。そしてなお、疼くように感じる好奇心・・・・・・。あの世はいつの時代も未知の世界、未知ゆえに恐ろしく、甘美な匂いを放っている。だれも嘘とわかり切っているものに、こうまで惹かれはしない。我々が怪談に求めるもの――それは揺るぎない真実なのかもしれない。「怖いけどやめられない・・・・・・。」読むほどに引き込まれる、魔性の怪談集!加藤一、久保樹生、渡部正和。3人の猛者が聞き集めた恐怖の全実話!