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フレーミング 「自分の経済学」で幸福を切りとる

出版社名 日経BP社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-8222-4864-2
4-8222-4864-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 315P 20cm

商品内容

目次

第1章 風変わりな思考の未来
第2章 知られざる創造力
第3章 現代文化は、その輝かしい面でなぜ結婚に似ているのか
第4章 インスタント・メッセンジャー、携帯電話、フェイスブック
第5章 救済者としての仏陀とシャーマンとしての教授
第6章 「物語」の新しい経済
第7章 ヒーロー
第8章 美は思いがけないもの
第9章 自閉症者の政治学
第10章 世界はどこへ向かうのか

おすすめコメント

私は「自分でつくる組み合わせ」が大好きだ。 人は、バイアスがあるからこそ、自分にとって価値ある情報を選べる。これが「フレーミング」。情報の小さなピースを上手に集めて、頭の中に「自分だけの経済」をつくれば、複雑きわまりない世の中を、楽しく生きていける。 シャーロック・ホームズも、グレン・グールドも、アダム・スミスも、ウォーレン・バフェットも「フレーミング」の達人だった!? 世界を人間にとって現実的で、はっきり見定められるものにするために、人は情報食(インフォボア)になった。情報の整理や操作は、便利で楽しく、緊張と安らぎを交互にもたらしてくれる作業であり、また哲学的な深淵を探る助けにもなる。われわれが足を踏み入れつつある世界では、情報の収集や整理が、奇妙なまでの、おそろしく極端な状況にすでに達しているが、それは(たいていは)良いことである。それは人生でも最高の見返りを数多くもたらす道、自分だけの経済を剏造し、自分のための学習や娯楽を自在にコントロールするための道なのだ。 [本書より]

著者紹介

コーエン,タイラー (コーエン,タイラー)   Cowen,Tyler
米国ジョージ・メイソン大学の経済学教授。1962年生まれ。ハーバード大学にて博士号を取得(指導教官は2005年にノーベル経済学賞を受賞したトーマス・シェリング)。著者が運営する「Marginal Revolution」は、金融危機からエスニック料理まで幅広い話題を扱う経済学ブログとして世界的に人気を博している。ニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、ワシントン・ポストなどにもたびたび寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)