• 本

庭の旅

出版社名 TOTO出版
出版年月 2004年6月
ISBNコード 978-4-88706-238-2
4-88706-238-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 255P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 庭の旅

    イギリスでガーデンデザインを学んだ造園家夫婦が各地の庭を訪ね歩いた記録をまとめた本。その根底には庭を建物の付属物として見るのではなく、暮らしの場全体を計画する方法として捉えるという考えがある。庭を通して美しい暮らしを発見する素敵な旅となっている。

    (2004年9月15日)

商品内容

要旨

イギリスでガーデンデザインを学んだ造園家夫妻が各地の庭を訪ねるなかで見いだした人と自然がともに生きる生活。

目次

私たちの人生を変えた庭―田舎家の庭と田園の集落
「もやい直しば始めんば」―共同体を生き返られた庭・水俣市
庭園に暮らす―バリ島アマンダリの人と風と大地
今も生き続ける一六世紀の生活文化運動―露地草庵
大自然に祈りを託す―「月の桂の庭」
近代庭園プロデューサー小川治兵衛の庭―京都市南禅寺無鄰菴
コホロギの庭―室生犀星と自然との距離
デザインは齢を重ねた心の地図―造園家が暮らす小さな山荘と小さな庭
装景家よ、来るべき幸福を、自然の中から導き出す予言者たれ!―宮沢賢治が描いた庭園の夢
穏やかな日常―屋敷林の内側に自給自足の楽園が
英国庭園のルネサンス―ヘリガンの失われた庭園
日本のランドスケープ―庭園建築としての日光東照宮
公園って何?―昭和記念公園の挑戦
神と人の共生―神庭に舞う高千穂夜神楽

出版社
商品紹介

造園家白井隆が国内外の様々な庭を旅する。古今東西の庭の奥深さを美しい写真とともに紹介。

おすすめコメント

イギリスでガーデンデザインを学んだ造園家夫妻が、国内外のさまざまな庭を訪れ、庭の奥深さを美しい写真とともに紹介。庭園・ガーデニングの枠組みを越えた、これからの日本の庭の在り方を探ります。

著者紹介

白井 隆 (シライ タカシ)  
庭園都市計画家。1955年鎌倉市生まれ。慶応義塾大学経済学部経済学科卒業。米国アトランタのWTBSにおける長編記録映画の監督・プロデューサーを経て、現職。第1回東京ガーデニングショー(2000年)総合プロデューサー。庭園デザイン施工、建築設計。商業施設、福祉施設、田園住宅、個人邸等のプロジェクトが多数進行中
白井 温紀 (シライ ハルキ)  
ガーデンデザイナー。長野県伊那市生まれ。跡見学園女子大学美学美術史科卒業。英国The Inchbald School of Design卒業。’90‐’91Garden Design Prize受賞。チェルシーフラワーショー(デザイナーズパビリオン)入選多数。第1回東京ガーデニングショーテーマガーデン監修。個人邸を中心に、庭園のデザイン多数
小林 庸浩 (コバヤシ ツネヒロ)  
写真家。1943年生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。『銀花』(文化出版局)、『家庭画報』(世界文化社)、『サライ』(小学館)等、雑誌の仕事を多数手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)