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海はだれのものか

海とヒトの関係学 3

出版社名 西日本出版社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-908443-50-3
4-908443-50-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 237P 21cm

商品内容

要旨

海洋資源や境界をめぐる紛争、海洋民や海賊、閉鎖される海…現場に精通した研究者・行政・ジャーナリストたちが、いま何がおこっているのか、これからどうすればいいのか、その本質に迫ってゆく。

目次

第1章 なわばりとコモンズ(なわばりと紛争の海
漁業権とはなにか?―海の排他主義を問う
クジラ取りの系譜―生業捕鯨と商業捕鯨 ほか)
第2章 越境する海人たち(ナワバリに生きる海人―日本中世の“海の勢力”をめぐって
ヴァイキングが切り開いた北極圏交易―セイウチの牙をめぐるグローバルな経済構造
国境をまたぐ海洋民 ほか)
第3章 海のせめぎ合い(いま東アジアの海で起きていること
海底ケーブルのガバナンス―技術と制度の進化
海洋境界の争いは解決できるか ほか)

著者紹介

秋道 智彌 (アキミチ トモヤ)  
1946年生まれ。山梨県立富士山世界遺産センター所長。総合地球環境学研究所名誉教授、国立民族学博物館名誉教授。生態人類学。理学博士。京都大学理学部動物学科、東京大学大学院理学系研究科人類学博士課程単位修得。国立民族学博物館民族文化研究部長、総合地球環境学研究所研究部教授、同研究推進戦略センター長・副所長を経て現職
角南 篤 (スナミ アツシ)  
1965年生まれ。1988年、ジョージタウン大学School of Foreign Service卒業、1989年株式会社野村総合研究所政策研究部研究員、2001年コロンビア大学政治学博士号(Ph.D.)。2001年から2003年まで独立行政法人経済産業研究所フェロー。2014年政策研究大学院大学教授、学長補佐、2016年から2019年まで副学長、2017年6月より笹川平和財団常務理事、海洋政策研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)