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なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙

出版社名 素粒社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-910413-05-1
4-910413-05-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 228P 19cm

商品内容

要旨

文芸と音楽、地中海と北海、断片と物語との、あざやかな響きあい。フランス・ニース在住の俳人とオランダ・ハーグ在住の古楽器奏者による、言葉と音への親愛と懐疑に満ちた24の往復書簡。

目次

1(きらめくらくがき
耳は意味を探してしまう
なしのたわむれ
辺境への誘惑
ことばはこばと
音のこどもたち
ありやあらずと
詩と道と
存在の青い灰
片隅と世界と
ゆめにめざめる
この地上で)
2(日曜日の午後の軽い手紙
文と不死
うちのそと
ふわふわふうみ
未来を読むこと
ものがたりのはじまり
隠された接続詞
みえないたくらみ
間の呼吸
わたしのあだしの
限りない広がりと空白
ふりだしにもどる)

著者紹介

小津 夜景 (オズ ヤケイ)  
1973年北海道生まれ。俳人。2013年、連作「出アバラヤ記」で攝津幸彦賞準賞、2017年、句集『フラワーズ・カンフー』で田中裕明賞受賞
須藤 岳史 (スドウ タケシ)  
1977年茨城県生まれ。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。演奏活動の傍ら、「望星」「三田文学」「現代詩手帖」「図書」等に書評や随筆を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)