忘れられた日本憲法 私擬憲法から見る幕末明治
出版社名 | 亜紀書房 |
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出版年月 | 2022年7月 |
ISBNコード |
978-4-7505-1743-8
(4-7505-1743-7) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 187P 19cm |
商品内容
要旨 |
明治22年に「大日本帝国憲法」が発布されるまで、日本には国会もなく、憲法もなかった。そして、多くの日本人が自ら憲法を構想した。戊辰戦争に敗れた米沢藩士、西南戦争に駆り出された者たち、自由民権運動の担い手たち、地方の豪農、商人…彼らは集まり、書を読み、議論し、政府に建白書(嘆願書)として憲法草案を提出している。それら「私擬憲法」は、死刑廃止、男女ともの参政権、天皇リコール論、著名な「五日市憲法」や、明治天皇のブレーン元田永孚のものまで多種多様だ。現実は変わらないものではなく、自ら作り上げるもの。明治人たちの夢を追う、歴史ノンフィクション。 |
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目次 |
序―民俗文化としての「私擬憲法」 |