匂いが命を決める ヒト・昆虫・動植物を誘う嗅覚
出版社名 | 亜紀書房 |
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出版年月 | 2023年9月 |
ISBNコード |
978-4-7505-1813-8
(4-7505-1813-1) |
税込価格 | 2,860円 |
頁数・縦 | 321P 19cm |
商品内容
要旨 |
言葉より直截で、音よりも戦略的。視覚と聴覚の彼方に広がる原始の領域“嗅覚”。匂いを介したコミュニケーションで命をつなぐ生き物たちの驚くべき物語とその未来の可能性。 |
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目次 |
第1章 人新世の嗅覚 |
出版社・メーカーコメント
《 言葉より直截[ダイレクト]で、音よりも戦略的 》視覚と聴覚の彼方に広がる原始の領域 〈嗅覚〉。匂いを介したコミュニケーションで命をつなぐ生き物たちの驚くべき物語とその未来の可能性。−−−−−−−−− ●なぜわたしたちの鼻は顔の中央、先端についているのか? ●なぜ動植物は、ここぞというとき「匂い」に頼るのか? ●「Eノーズ」は将来、匂いの正確な転写・伝達を可能にするか?ヒト、昆虫、動物、魚、草木、花など多様な生物の「生命維持」と「種族繁栄」に大きな役割を果たしている嗅覚。そこに秘められた謎と、解き明かされた驚異の事実とは−−。−−−−−−−−−〈 多様性にあふれる生き物たちとその「嗅覚」の不思議 〉 ●雌を嗅ぎつけるため異常に巨大化したオス蛾の触覚 ●フェロモンを追って雌の身体に溶け込む5cmの雄アンコウ ●腐食した樹木に仲間を呼び、かつ満員を告げるキクイムシ ●芳香や腐敗臭で虫をおびき寄せ、受粉をうながす花々 ●刈られた芝が発するSOSの匂いが害虫を殺す受益者を呼ぶ ●地雷やアルツハイマー病患者を嗅ぎ分ける犬 など……