近代大阪の工業教育
| 出版社名 | 大阪大学出版会 |
|---|---|
| 出版年月 | 2012年6月 |
| ISBNコード |
978-4-87259-408-9
(4-87259-408-8) |
| 税込価格 | 5,720円 |
| 頁数・縦 | 431P 22cm |
商品内容
| 要旨 |
本書では多様な技術者供給の実態を全国ベースで概観するのではなく、対象地域を大阪に限定して、技術者供給の細部に分け入る。工業化・産業化の進展に基づく地域からの要請がどのような形で技術者の供給に繋がったのか、学校はこうした地域からの要請にどう応えようとしたのか、さらに新たな学科目、カリキュラムを提供することで新規教育需要を喚起することはなかったのか。逆に多様な人材の供給によって地域の産業発展がいかなる影響を受けたのか、就職後の技術者の熟練・技術形成、移動の実態はどのようなものであったのか、また教育機関で工業教育を担当した教員層に時代別にいかなる特徴が見出せるのかといった教育と工業化に関連する一連の問題を考える。 |
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| 目次 |
工業化の制度的基盤としての工業教育―何故、大阪を取り上げるのか |


