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ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)のレビュー
 


書店員・大伴吉之助の推奨本 人生とは読書であり、読書とは人生である…的なレビュー。

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掲載レビュー全719件
 
世界で一番たいせつなあなたへ マザー・テレサからの贈り物 The Love
片柳弘史/文 RIE/絵
PHP研究所
税込価格  1,296円
 
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マザー・テレサからあなたへ
おすすめ度:
23歳の時、インドのコルカタでマザーテレサに出逢ったという著者。マザーと一緒に働く事を通して得た「恵み」、あるいは直接マザーからかけてもらった言葉をもとに編まれたメッセージブック。 世間の冷たさに打ちひしがれている、仕事のなかでの様々な理不尽さに心が折れそう…そんなふうに心が荒んでしまうときが誰しもあるでしょう。「ありのままの自分」「わたしにできること」「まずは掃除から」「小さなことに大きな愛を」…等々、マザーの言葉は決して難解なものではなく、心がけ次第で誰もができる事ばかり。困難に直面している時、悩んでいる時こそ、そんな人としての原点みたいな地点に立ち返り、我が身を省みたいものです。 (2017年06月25日)
私は私、これでよし
遠藤周作/著
河出書房新社
税込価格  821円
 
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これで、よし。
おすすめ度:
70年代から90年代に発表された生き方に関するエッセイ38編を収録。書名が何とも素敵ですね。「私は私、これでよし」という。著者自身、もっと○○できればよかった、○○が欲しかった、といった自分に無い物をねだる気持ちも昔はあったそうですが、自然と「私は私、これでよし」と思えるようになったとの事。(嗚呼、自分もそんな境地に達してみたい。)何とも味わい深いエッセイ集。ひとり、静かな場所で読みたい一冊。 (2017年06月23日)
心が折れる職場
日経プレミアシリーズ 312
見波利幸/著
日本経済新聞出版社
税込価格  918円
 
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貴方の職場は?
おすすめ度:
著者は日本のメンタルヘルス研修の草分け。数多くの研修やカウンセリング、職場復帰支援を行ってきたという。そんなプロカウンセラーはこう語る…「メンタル不調になってしまう方が多く発生する会社や職場には、業種や職種、規模などを超えて、さまざまな共通点がある」…と。嗚呼、恐ろしい。私の職場はどうだろう、貴方の職場はどうでしょう。本書を読み進める中で、「ウチの職場もそうかも…」と深く頷いてしまう箇所も多数あるかもしれません。こんなふうに改善したら、職場環境がもう少し良くなるかもしれない、働きやすい職場になるかもしれない…普段思っていながらなかなか改善できない職場の問題点について、改めて多くの気づきを与えてくれる一書であります。 (2017年06月19日)
人生は生きがいを探す旅 神谷美恵子の言葉
神谷美恵子/〔著〕 日野原重明/監修 昭和人物研究会/編著
三笠書房
税込価格  1,512円
 
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生きがいを探す旅へ
おすすめ度:
今なお売れ続ける名著「生きがいについて」。その著者神谷美恵子の名文集。優しさと重さと鋭敏さ、そして慈愛に溢れた言葉の宝庫。「人は何のために生きているのか?」という問い。 生きがいなど必要ない、そんなものを探そうとするから苦しくなる、ただ生きているだけで上々…という考えもあるでしょう。しかしながら、何かと生き難いこの世、たまには「自分にとって、生きがいって何だろう…」と自らの心に問うてみて、日々のあれこれについて自省してみるのも良いではありませんか。これだ!という答えは出ないかもしれませんが。

めいめいが置かれた立場で、制約の網の目をくぐりながら、できるだけ「主体的に」生きていくほかない。一生のあいだ、道を求めて歩きつづけるのが人間というものなのだろう。(本文より)

…そうですね。自分もつまづきながら、その道の途上を歩いているところです。
(2017年06月16日)
発掘狂騒史 「岩宿」から「神の手」まで
新潮文庫 う−23−1
上原善広/著
新潮社
税込価格  637円
 
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「岩宿」から「神の手」まで
おすすめ度:
「岩宿遺跡の発見」からいわゆる「神の手」騒動に至るまで。「岩宿」の相澤忠洋、「旧石器の神様」芹沢長介、「神の手」藤村新一…。当事者及びその関係者への徹底取材により日本考古学界の光と闇に迫るノンフィクション。単なる事件の告発本というものではなく、考古学に人生を捧げてきた者たちの人間ドラマが描かれています。自分は歴史とか考古学に詳しくないから…という方にもお薦めしたい一冊です。 (2017年06月15日)
うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち
田中圭一/著
KADOKAWA
税込価格  1,080円
 
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私はこうしてトンネルを抜けました
おすすめ度:
こうして「うつ」から脱出しました…という体験談をコミック化したドキュメンタリー本。著者自身の体験も含め、様々な職業の17名の「うつヌケ」体験を収録。本文にもあるように個々人の体験談であって「治療法」が書いてあるわけではありません。うつは「なるもの」でなく誰の心の中にも「眠っているもの」…とは本書の中の一節。私や貴方の中で眠っている「それ」がいつ目を覚ましてムクムクと起き上がるのか、それは予測できません。「うつ」について、あるいはそういった病にかかってしまうこんな現代の世の中について。あれこれ考えさせられるドキュメンタリーコミックです。
(2017年06月12日)
今日の人生
益田ミリ/著
ミシマ社
税込価格  1,620円
 
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誰かにプレゼントしたい!という気持ちになる1冊
おすすめ度:
あなたの今日の一日、いえ、「今日の人生」はどんな感じでしたか?本書は著者の益田ミリさんが自身の「今日の人生」をコミックエッセイふうに描いたもの。オシャレをして出かけたある日の出来事、映画を観終わって思った事、美味しいものを食べながら感じた事、電車の中で深く考えた事、タクシーの運転手さんに言われた嬉しい一言、朝のファミレスで耳にした親子の何気ない会話…等々。何気ない日常。でも、そんな中に全てが、ある。大切なことが全部ある。嬉しさも楽しさも、愛しさも切なさも、悲しみも絶望も。今日のわたしの一日、すなわち「今日の人生」の繰り返し、その積み重ねが「わたしの人生」になる。今日もまた、自分なりの「今日の人生」をしっかり生きたい。 (2017年06月05日)
愛しのドラゴンズ! ファンとして歩んだ半世紀
北辻利寿/著
KTC中央出版
税込価格  1,296円
 
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ドラゴンズ・愛
おすすめ度:
ナゴヤ球場近くで生まれ、中日ドラゴンズは「生活の一部」であり、ファン歴が自らの年齢と同じというほどにドラゴンズを愛し続けてきたという著者。ドラゴンズの歴史、ドラゴンズファンとしての自分史、その時代の社会と世相について綴る。ここまで一途に愛情を注げるものがある、というのは素敵な事ですね。全国のドラゴンズファン必読の一書。ちなみに個人的余談ですが、ワタシは生まれも育ちも宮城県。でも某地元球団ファンではなく、幼いころからずっとドラゴンズファンです。そしてこれからもずっと。 (2017年06月05日)
ポケット山岡鉄舟修養訓
活学新書 005
平井正修/著
致知出版社
税込価格  1,296円
 
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剣、禅、書の達人に学ぶ人生訓
おすすめ度:
勝海舟、高橋泥舟とともに「幕末三舟」のひとりと称される山岡鉄舟。剣、禅、書の達人としても知られる。そんな達人が説く人間を練るための修養法とは。シンプルな言葉が多く収録されていますが深く考えさせられる言葉が多いです。例えば…「剣法正伝真ノ極意ハ別ニ法ナシ」…剣法の極意を会得するのに特別な道はない、努力を積み重ねていくのみである。剣の達人の言葉であるだけに余計に重みがありますね。「当たり前」を突き詰めてその道を深めていくと、当たり前でない誰もが到達し得ない場所に辿り着く、という事でしょうか。人間修行の道に近道はないですね。
(2017年06月01日)
「戦国大名」失敗の研究 政治力の差が明暗を分けた
PHP文庫 た97−1
瀧澤中/著
PHP研究所
税込価格  778円
 
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偉大なる戦国大名達の失敗に学ぶ
おすすめ度:
武田勝頼、柴田勝家、石田三成、毛利輝元…等々。個人として一定の能力はある、名将との誉れも高い、有能な家臣団もいる、ゆえに敗者となるはずがない…。にも関わらず敗れてしまった、しくじってしまった。偉大なる戦国大名達の失敗のなぜ?どうして? 現代に生きる我々も仕事上で犯してしまいがちなミスやしくじり。そんな失敗の教訓から何を学べるのか。 (2017年06月01日)
フィリピンパブ嬢の社会学
新潮新書 704
中島弘象/著
新潮社
税込価格  842円
 
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フィリピンと日本と
おすすめ度:
これは国際関係学の本か?文化人類学の本か?いや、多文化共生についての研究本か? 大学院生の著者が、フィリピンパブについての学術調査を進める過程で、あるひとりのフィリピン人ホステスと出逢う。研究対象として取材を進めていくうちに、いつしか研究対象が恋愛対象へと変わっていく。しかしながらふたりの間には、国籍や文化や風習等の様々な壁が立ちはだかる。はてさて、その結末やいかに。すべて著者の実体験に基づく、痛快なノンフィクション系社会学! (2017年05月27日)
人生に迷ったら「老子」
田口佳史/著
致知出版社
税込価格  1,512円
 
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人生に迷ったときどんな本を心の拠り所にするか?
おすすめ度:
東洋思想研究家にしてカリスマ講師たる著者が自らの激動の半生を振り返る。人生に迷ったとき、その壁にぶち当たった時、中国古典「老子」の教えが常に生きる指針になったという。感銘を受けた教えや、読んで衝撃を受けた書物等々、誰しも一つや二つあるかと思います。そういった教えをアタマで理解するだけでなく、自らに血肉化し、日常生活で実践していく。その繰り返し、積み重ねを経て初めて真にその書物が自分のものに、心の糧になるのでありましょう。 (2017年05月22日)
読めば差がつく!若手公務員の作法
高嶋直人/著
ぎょうせい
税込価格  1,620円
 
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もう「若手」でない方にもオススメ
おすすめ度:
人事院公務員研修所主任教授が公務員の仕事現場のリアルな悩みに答える。働き方の基本、上司・同僚との人間関係、等々。若手向け、公務員向け、という内容ではあるものの、公務員でない方にも、若手でない方にもお薦めしたい一冊です。経験を積んできたから、長く働いてきたから仕事もそれなりにできるようになる…とは言えないわけで。「はたらく」事の基本というか原点に立ち返る、そんな気付きにたくさん出逢える一冊。 (2017年05月18日)
「心の掃除」の上手い人下手な人
集英社文庫 さ28−6
斎藤茂太/著
集英社
税込価格  518円
 
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五月の病の対策に
おすすめ度:
ゴールデンウイークが過ぎるとやってくる。気分がモヤモヤするあのカンジ。いまいちテンションがあがらない沈むキモチ。いわゆる五月病的なもの。それに効くかもしれないこんな一冊、どうでしょう。精神科医、エッセイストの「モタさん」が出してくれる言葉のお薬。「休憩をとる努力をしてほしい」とは本書の中の個人的に印象に残った一文。一途に前進する力も大事なのでしょうが、程良いところで「休む力」も大事なのでしょうね。

(2017年05月13日)
心の嵐を青空に
美輪明宏/著
家の光協会
税込価格  1,512円
 
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心の空もきっと青空に!!
おすすめ度:
家庭の悩み、仕事の悩み、お金の悩み、人間関係の悩み、悩み、悩み、悩み。人間かくも多種多様な悩みを抱えているものなのでしょうか。男女問わず年齢問わず寄せられる人生相談。その中には私やあなたが抱えているのと同種の悩みも含まれているかもしれません。そんな悩みに対して、美輪さんが時に優しく時に厳しく、人生のアドバイスをくれます。感情よりも理性で。「悩む」より「考える」こと。そうすることで心の嵐を青空に変えていきたいですね。素敵な青空に。 (2017年05月12日)
ばあばは、だいじょうぶ
絵本・ちいさななかまたち
楠章子/作 いしいつとむ/絵
童心社
税込価格  1,404円
 
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「わすれる病気」について考える
おすすめ度:
学校から帰ると、まず、「ばあば」の部屋に行くつばさ君。学校であった出来事を話すと「ばあば」は「うんうん」とうなずいて聞いてくれる。つばさ君は「ばあば」の事が大好き。でも、そんな大好きな「ばあば」が「わすれる病気」になってしまう…。ヒトが老いていくことについて、あるいは認知症、介護、といった問題について、子どもの視点から描いた絵本。2017年・読書感想文コンクール小学校低学年の部、課題図書に指定されている一冊。小学生だけでなく、現代を生きる全ての世代にとっての「課題図書」といえるかもしれません。個人的余談ですが、おばあちゃん子の自分にとってはいろんな意味で、重い一冊でした。
(2017年05月07日)
どうせ生きるなら「バカ」がいい
村上和雄/著 宮島賢也/著
水王舎
税込価格  1,080円
 
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バカになってみませんか?
おすすめ度:
いまの世の中には「バカ」が足りない…とは本書の出だしの一文。分子生物学者と精神科医が語る生き方論。その中心テーマは「バカ」。他者の目が気になる、アレコレ考えすぎて深みにハマる、答えが出ない「悩みループ」にハマってしまう…。たまにはバカになって一途に、無我夢中で、計らいを捨てて生きてみませんか。自分に素直な「バカ」な生き方をする事で道が拓けることもある。そしてそれが幸福に生きる道に繋がる事もある。そんな生き方のヒントがもらえる一冊。 (2017年05月04日)
おばあちゃんがこどもだったころ
菅沼孝浩/著
岩崎書店
税込価格  1,728円
 
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どんな世代が読んでも懐かしさを感じる絵本
おすすめ度:
おばあちゃんがこどもだったころ…こんなことがありました、あんなことがありました。
そうして語られるのは懐かしき昭和の情景。「懐かしき」と表現しましたが、その時代を体験していない方々はそんな感慨を覚えることもないはず。ところが、そうではないのです。嗚呼…何とも懐かしい…不思議とそう思えてしまう絵本です。忙しく慌しい時代に生きているからでしょうか、絵本の中に描かれている昭和の風景が、なんだか眩しく目に映ります。
(2017年04月29日)
どんな時でも人は笑顔になれる
渡辺和子/著
PHP研究所
税込価格  1,080円
 
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どんな時でも…!
おすすめ度:
渡辺和子さんが遺した最後の書。氏の多くの著作がそうであるように、本書も金言の宝庫。人生の壁にぶち当たっている人、新年度が始まりその忙しさで心が疲れている人、あるいは新たな生活がスタートしてエネルギーに満ち溢れている人…とにかく今を生きるすべてのひとにお薦めしたいです。「求めてもいないものが与えられた時には、謙虚にいただこう。なぜそれが与えられたのかは、いつかわかる。」(本文より)そう、いつかわかるのでしょう。嗚呼、あの試練も恵みの試練だったんだ…いつの日か、そんなふうに心から思える、そんな自分になれる日が来るように。一所懸命に、一途に、切に生きてゆきたいものですね。 (2017年04月26日)
それでもこの世は悪くなかった
文春新書 1116
佐藤愛子/著
文藝春秋
税込価格  842円
 
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それでも。悪くなかった。
おすすめ度:
波瀾万丈。人から見れば悲劇かもしれない、そんな人生…。佐藤愛子さんの人生はそんなふうにかなり壮絶だったようです。しかし、です。「それでもこの世は悪くなかった」…これは佐藤さんが93年生きてきたうえでの実感なのでしょう。「それでも」という接続語の響きに何とも言えない力強さを感じます。著者初の語りおろし人生論。誰もが佐藤愛子さんのようにパワフルには生きられない。けれども、著書を通じてその生き方に触れるだけでも、何だかパワーをもらえるような気がします。 (2017年04月21日)

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