[要旨]
震災から12日目、“てつびん”のおばちゃんに出会った。「生きとっただけでめっけもんや。くよくよしたってはじまらん。こうなったら死ぬまでりっぱにいきたるわ。」そういって、おばちゃんは「がはは」とわらった。小料理屋“てつびん”のおばちゃんの、震災との闘いの記録。小学中級から一般。
[出版社商品紹介]
1995年1月17日。神戸を大地震がおそった。居酒屋「てつびん」のおばちゃんを通して見る、大震災からの復興の10年。
奥野 安彦 (オクノ ヤスヒコ)
1960年、大阪生まれ。1982年東京総合写真専門学校卒業。1986年より韓国に留学して韓国語を学ぶかたわら、ソウルオリンピックまで現地の若者たちなどを撮影。1988年マンデラ大統領誕生まで、激動する南アフリカ共和国の人々を撮り続ける。1995年の阪神・淡路大震災は発生直後から撮影を続けている。1996年よりパラリンピック・アスリートたちの撮影にとりくみ、写真集『BODY(ボディ)』(リトル・モア)を出版
土方 正志 (ヒジカタ マサシ)
1962年、北海道生まれ。ライター。編集者。雲仙普賢岳の噴火、北海道奥尻島の大津波、有珠山や三宅島の噴火など、災害被災地の取材を続ける。著書に『ユージン・スミス楽園へのあゆみ』(第41回産経児童出版文化賞/佑学社)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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4-03-016390-4
てつびん物語 阪神・淡路大震災ある被災者の記録
土方正志/文 奥野安彦/写真
偕成社
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BK