[要旨]
やがてブームは終わり、世間は彼らを「一発屋」と呼んだ。大ブレイクを果たしたのちテレビから姿を消した芸人たちの人生はしかし、その後も続いている。自身も一発屋芸人と呼ばれた著者が、コウメ太夫、ジョイマン、波田陽区、キンタロー。、スギちゃんなど12組の芸人に取材。不器用ながら一歩ずつ前に進むそれぞれの今に迫る。編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞受賞の、感涙ノンフィクション。
[目次]
レイザーラモンHG―一発屋を変えた男;コウメ太夫―“出来ない”から面白い;テツandトモ―この違和感なんでだろう;ジョイマン―「ここにいるよ」;ムーディ勝山と天津・木村―バスジャック事件;波田陽区―一発屋故郷へ帰る;ハローケイスケ―不遇の“0・5”発屋;とにかく明るい安村―裸の再スタート;キンタロー。―女一発屋;スギちゃん―ワイルドに遅れてきた男;髭男爵―落ちこぼれのルネッサンス
山田 ルイ53世 (ヤマダ ルイゴジュウサンセイ)
1975(昭和50)年、兵庫県生まれ。地元の名門・六甲学院中学校に進学するも、引きこもりになる。大検合格を経て、愛媛大学法文学部に入学したが、その後中退し上京、芸人の道へ。’99(平成11)年にひぐち君とお笑いコンビ・髭男爵を結成、ツッコミを担当。執筆業でも才能を発揮し、「新潮45」で連載した「一発屋芸人列伝」は、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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4-10-102461-8
一発屋芸人列伝
山田ルイ53世/著
新潮社
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BK