[要旨]
鬱屈を抱えたデンマーク生まれの白人青年は、偶然出会ったアッラーの教えに救いを見出し、イスラム過激派に傾倒していくが、やがてその「大義」に疑問を抱いて棄教、CIAやイギリス、デンマークのスパイとなり、テロとの戦いの最前線に立つ。過激派の大物たちとの交流、危険きわまりない砂漠での暗殺作戦、情報機関の暗躍、裏切り。スパイ活動の内幕と波乱万丈の体験を赤裸々に語る衝撃の告白!
[目次]
砂漠の道―二〇〇九年九月中旬;ギャング、女の子たち、そして神―一九七六年‐九七年;改宗―一九九七年初頭‐夏;アラビア―一九九七年晩夏‐九八年夏;ロンドニスタン―一九九八年夏‐二〇〇〇年初頭;アメリカに死を―二〇〇〇年初頭‐〇二年春;家庭不和―二〇〇二年夏‐〇五年春;MI5、ルートンに来る―二〇〇五年春‐秋;シャイフとの出会い―二〇〇五年後半‐〇六年晩夏;崩壊―二〇〇六年晩夏‐〇七年春〔ほか〕
ストーム,モーテン (ストーム,モーテン) Storm,Morten
元イスラム過激派。デンマークのコアセー出身。アルカイダと深く関わったのち、二重スパイとなり、アメリカ、イギリス、デンマークの情報機関に協力する
クルックシャンク,ポール (クルックシャンク,ポール) Cruickshank,Paul
CNNでテロ問題専門家として活躍。テロリストのネットワークに関する論文などを収集した『アルカイダ』全5巻の編集者
リスター,ティム (リスター,ティム) Lister,Tim
CNN、BBCで長年記者を務める。中東での経験が豊富
庭田 よう子 (ニワタ ヨウコ)
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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4-7505-1438-1
イスラム過激派二重スパイ
モーテン・ストーム/著 ポール・クルックシャンク/著 ティム・リスター/著 庭田よう子/訳
亜紀書房
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BK