[要旨]
認知や行動に持続的な変化をもたらすことができる問いかけとこころの課題に協働して取り組むための仕組みがわかる認知行動療法の基本書。
[目次]
導入―なぜソクラテス式質問を使うのか?;なぜ修正学習は自動的には生じないのか?;まずはじめに;ソクラテス式質問法の枠組み―ベック流のソクラテス式対話;重要な認知に焦点をあてる;現象学的理解;協働的好奇心;まとめと統合;ソクラテス式方略のトラブルシューティング;思考記録と行動実験,そしてソクラテス式質問法;中核信念への取り組みとスキーマワーク;ソクラテス式弁証法;ソクラテス式方略とアクセプタンス&コミットメント・セラピー;医師と薬剤師のためのソクラテス式方略;ソクラテス式方略を教えるためのソクラテス式方略;自己ソクラテス式手法
ウォルトマン,スコット・H. (ウォルトマン,スコットH.) Waltman,Scott H.
PsyD,ABPP。臨床家であり、国際的なトレーナーであって、実践に基づく研究を行っている。彼の興味は、エビデンスに基づいた心理療法の実践や訓練、そして、サービスの行き届いていない人々にケアを提供するシステムの実現にある。認知行動療法アカデミー認定の認知療法家であり、トレーナー/コンサルタントの資格を有している。また、アメリカ専門心理学委員会認定の行動認知心理学の専門家である。ウォルトマン博士は近年、フィラデルフィアの公的なメンタルヘルスシステムにおいて、アーロン・ベック博士のCBT推進チームの一員であるCBTトレーナーとして働いていた
コッド3,R・トレント (コッド3,Rトレント) Codd,3,R.Trent
EdS。Refresh Mental Healthという北カロライナにおける臨床事業の副代表である。臨床サービスの提供におけるトレーニングやスーパービジョンの活動に加え、アメリカを拠点とする最大で先進的なトレーニングの取り組みにもかかわっている。彼は認知行動療法アカデミーの有資格者であり、フェローであり、トレーナーとコンサルタントの資格をもつ、認知療法アカデミー役員会の前役員である
マクファー,リン・M. (マクファー,リンM.) McFarr,Lynn M.
Ph.D。Harbor‐ULCA医療センターにあるULCA David Geffen医学部のヘルスサイエンスの教授であり、CBTカリフォルニアの創設者であり、常任理事である。彼女は認知行動療法アカデミーのフェローであり、国際認知療法学会の次期会長でもある。マクファー博士は、CBTコンピテンシーの習得をめざす第一線の臨床家を1,500人以上訓練しているLos Angels Country Roll Out of CBT(LACROCBT)をロサンゼルス精神衛生局で開始し、そこでCBTとDBTの実践を率いている。博士は8年間、学会誌Cognitive Therapyの編集委員長であり、2018年に最初のDBT専門誌であるDBT Bulletinを創刊した
ムーア,ブレット・A. (ムーア,ブレットA.) Moore,Bret A.
PsyD,ABPP。テキサスのサンアントニオの、処方心理士(prescribing psychologist)であり、有資格の臨床心理士である。Boulder Crest研究所の副所長でもあり、もと陸軍心理士で二度のイラク派遣を経験した兵役経験者である。彼は、心理的トラウマ、軍事心理学、そして精神薬理学の領域における22冊の単著と、数多くの書籍の共著者や科学記事の著者であり、編集者である
毛利 伊吹 (モウリ イブキ)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、上智大学総合人間科学部准教授。臨床心理士、公認心理師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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4-7608-2689-0
こころの支援に携わる人のためのソクラテス式質問法 認知行動療法の考え方・進め方を学ぶ
スコット・H・ウォルトマン/著 R・トレント・コッドV/著 リン・M・マクファー/著 ブレット・A・
金子書房
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BK