[要旨]
「おしおはこれくらいかな」ちょっとあじみ。「あれあれしょっぱくなっちゃった」おみずをたしてまたあじみ。「おやおやしおがたりないぞ」そんなことをしているうちに…。
[出版社商品紹介]
ねずみくんがきのこシチューを作る。味見をしながら水や塩を足していくうちに小さなおなべはたちまちいっぱいになり…。
かわいい〜おいしい〜絵本。
BOOK FOREST 森百貨店 (栃木県芳賀郡芳賀町)
おすすめ度:
森はすっかり秋の色。ねずみくんは、かごいっぱいにきのこをつんで、今日はシチューを作るようです。味見をしながら作っていきますが、しょっぱくなったり、うすくなったり…。塩や水を足していくうちにねずみくんのちいさなお鍋はいっぱいになってしまいます。そこでもっと大きなお鍋を貸してもらうために、少し大きなお友達のところへ出かけていきます。そこにはおいしい材料があって、お鍋に一緒に入れることに。するとまたお鍋がいっぱいになってしまい、次のお友達のところへ。そんなことを繰り返し、少しずつ鍋はどんどん大きくなり、具材も増えてとってもおいしそう!
秋の森と動物たちが、とってもかわいらしく描かれていて、読んでいてとてもほっこりするお話です。きっとみんなそろって食卓をシチューで囲みたくなりますね。
(2016年9月1日)
寮 美千子 (リョウ ミチコ)
東京都に生まれる。幼年童話から小説まで幅広く執筆。小説『楽園の鳥カルカッタ幻想曲』(講談社)で泉鏡花賞受賞
どい かや (ドイ カヤ)
東京都に生まれる。千葉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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4-577-03589-8
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寮美千子/作 どいかや/絵
フレーベル館
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BK