嘘みたいな本当の話
文春文庫 う19−18
内田樹/選 高橋源一郎/選
文藝春秋
748円
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商品情報
出版年月:
2015年3月
ISBNコード:
978-4-16-790322-0 (4-16-790322-9)
頁数・縦:
350P 16cm
商品の内容

[要旨]

あらゆる場所の、あらゆる年齢の、あらゆる職業の語り手による、信じられないほどに多様な実話―それは「嘘みたいな」本当に起こった話だ。応募総数1500通近くの中から、知の泰斗ふたりがより選った149のストーリー。いわばポール・オースター『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』の日本版、奇跡の試みがついに始動!

[目次]

戻ってくるはずがないのに、戻ってきたものの話;犬と猫の話;あとからぞっとした話;空に浮かんでいたものの話;変な機械の話;おばあさんの話;私が会ったなかで、いちばん粗忽な人の話;そっくりな人の話;マジックナンバーの話;ばったり会った話;私が会ったなかで、いちばん物忘れのはげしい人の話;予知した話;終電車の話;壮絶にまずい食べ物の話;私が会ったなかで、いちばんカラフルな人生を送った人の話;あの人、高貴な方だったのね、という話;私が会ったなかで、いちばん酔っぱらっていた人の話;今年いちばん、嘘みたいだった話

おすすめコメント

あらゆる場所の、あらゆる年齢の、あらゆる職業の語り手による、信じられないほど多様な実話。それは、ささやかな善意やご縁の糸が絡み合う、「嘘みたいな」本当に起こった話だ。応募総数1500近くの中から、知の泰斗ふたりが選りすぐった149のリアルストーリー。ポール・オースターの「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」のいわば日本版。日本が「物語る」声が聞こえてくるような奇跡の一冊が、ついに文庫化!

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  

1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞を受賞

高橋 源一郎 (タカハシ ゲンイチロウ)  

1951年広島県生まれ。81年『さようなら、ギャングたち』で群像新人長篇小説賞受賞。88年『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞を、2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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