[要旨]
アレルギーを起こすほど卵好き、お便所に三回落ちたなど、「トットちゃんより変わっていた」伝説のロシア語会議通訳、米原万里。プラハでの少女時代を共に過ごした三歳年下の妹が、名エッセイの舞台裏やさまざまな武勇伝の真相を明かす。「旅行者の朝食」「ハルヴァ」など食をめぐる美味しい話と秘蔵写真満載!
[目次]
卵が大好き;米原家の大食い伝説;プラハの黒パン;クネードリキ;ソビエト学校のキャンプ;赤いエリートの避暑地;父の料理、母の料理;大好きな写真;米原万里が詩人だったころ;職業は「踊り子」;きれいな一重まぶた;飲まない万里のまっ茶な真実;毛深い家族;わたしは料理の道へ;いつも本を読んでいた;「旅行者の朝食」
プラハのソビエト学校で少女時代を共に過ごした妹が、食べものの記憶を通して綴る姉の思い出。初めて明かされる名エッセイの舞台裏。
井上 ユリ (イノウエ ユリ)
1953年、東京生まれ。小学校時代のほとんどを、在プラハ・ソビエト学校で学ぶ。北海道大学卒業後、高校の理科の講師を経て、大阪あべの辻調理師学校入学。卒業後、同校勤務。81年よりベニスなど北イタリアのレストランで研修。帰国後は自宅でイタリア料理教室を開く。87年、井上ひさしと結婚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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4-16-791215-5
姉・米原万里
井上ユリ/著
文藝春秋
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BK