[要旨]
こわれてすてられた、自転車のバーク。ひとりぼっちのバークのところにすずめのチチがやってきました。「わたしが一緒にいてあげる。わたしと一緒にまだしらないところへ行ってみない」。
このお話にまず登場するのは、すずめのチチ。ある野原に住んでいるチチは、ある朝一台の自転車を見つける。自転車の名はバーク。壊れてしまったバークは、野原に捨てられてしまったのだ。チチになぐさめられたバークは、チチを乗せて走り出す。途中、いろいろな動物たちと出合ったバークは、少しずつ元気を取り戻していく……。優しい色づかいのイラストも相まって、この物語からは、誰かがそばにいてくれることの温かさや心強さが伝わってくる。子どもはもちろん、忙しく働いている大人にもおすすめの、心が「ほっ」として勇気の出る本。
浅野 かおるこ (アサノ カオルコ)
栃木県宇都宮市出身、在住。2000年〜2003年フランス・オルレアンに住む。音楽家。デュオ“O2”(ピアノ&フルート Fl小玉義臣氏)、うつのみやまちづくり市民会議委員、宇都宮市マヌカウ協会理事、宇都宮市国際交流協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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4-286-01941-1
チチとバーク ともだちってあったかい
浅野かおるこ/著
文芸社
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BK