奸婦にあらず
角川文庫 時−も18−6
諸田玲子/〔著〕
KADOKAWA
1,232円
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商品情報
出版年月:
2021年9月
ISBNコード:
978-4-04-111645-6 (4-04-111645-7)
頁数・縦:
625P 15cm
商品の内容

[要旨]

彦根・多賀大社で忍びとして生まれ育った村山たかは、美貌と才能を併せ持っていた。ある日、井伊家の内情を探るため近づいた若き直弼と思わぬ恋に落ちる。だが心通わせる日々は束の間、幕府の大老となった直弼と、密偵としての宿命を背負うたかは、否応なく激動の時代に呑み込まれていく―。「悪女とレッテルを貼られた歴史に名を残す女性たちの、本当の姿を描きたい」著者の真摯な思いを体現する、第26回新田次郎文学賞受賞作。

出版社・メーカーからのコメント

密偵として生きた女性の激動の人生を描く、第26回新田次郎賞受賞作!その美貌と聡明さを武器に、忍びとして活躍する村山たかは、ある時、内情を探るために近づいた井伊直弼と激しい恋に落ちる。だが、苛酷な運命が二人に襲いかかって……。著者の代表作が新装版で登場!

著者紹介

諸田 玲子 (モロタ レイコ)  

静岡市生まれ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務を経て、翻訳・作家活動に入る。1996年、『眩惑』でデビュー。2003年、『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞を受賞。07年、『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞を受賞。12年、『四十八人目の忠臣』で第1回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を受賞。18年、『今ひとたびの、和泉式部』で第10回親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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