[要旨]
市場機能と民主的規制の必然性など、現実経済の今日的問題を『資本論』を基礎に読み解くユニークな研究・解説書。マルクスが明らかにした価値概念の理解にも新しい光をあてる。
[目次]
第1章 市場万能主義と社会進歩―需要・供給曲線の問題点から考える―(需要・供給曲線の問題点;価格を決めるものと需要・供給 ほか);第2章 経済の民主的改革とは(国民生活をまもり向上させる;民主的規制は戦略的意義をもつ);第3章 経済成長と価値―討論「国民所得は価値か使用価値か」(書簡による討論の経過;最初の問題提起「経済成長とは使用価値量の増大ではないか」 ほか);第4章 為替レートは何によって決まるか―円高と新・購買力平価説(論文「為替レートは何によって決まるか」の企図;外国為替市場(外貨市場)と為替レート(外貨の価格) ほか);第5章 サービス生産をどう理解するか(サービス生産と価値;サービス生産と再生産表式)
川上 則道 (カワカミ ノリミチ)
1943年生まれ。都留文科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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4-406-03084-0
『資本論』で読み解く現代経済のテーマ
川上則道/著
新日本出版社
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BK