[要旨]
一人ひとりの生活の集大成が、歴史なのではないのか。原発事故で生活を奪われた、ふくしまの五人の人生に丁寧に向き合い、それぞれの感情の襞奥に分け入って綴られた物語。
[目次]
1 やりたいように、やってきた―大留隆雄さん(六角支援隊;大留隆雄さん一代記 ほか);2 始まりは沢庵和尚―田中徳雲さん(野球少年がお坊さんになるまで;それなら自分も虹の戦士に ほか);3 飯舘の土に生きて―菅野榮子さん(小海町で凍み餅作り;榮子さんが語る自分史 ほか);4 騙されるな!怒りをこめて振り返れ―今野寿美雄さん(振り撒かれる「安全神話」;飯坂小学校訪問 ほか);5 乗っ取られた故郷・我が家―関場健治さん・和代さん(自宅は帰還困難区域;あの日からの逃避行 ほか)
渡辺 一枝 (ワタナベ イチエ)
1945年1月、ハルビンで生まれ翌年秋に母と共に日本に引き揚げる。1987年3月までの18年間、東京近郊の保育園、障害児施設で保育士を務め、退職の翌日に初めてのチベット行に出かけて、その後に作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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4-406-06559-8
ふくしま人のものがたり
渡辺一枝/著
新日本出版社
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BK