[要旨]
デザインに罪はない。ただし、「過剰」な「繰り返し」には要注意。「国民の承認」の名のもとに既成事実化するヒトラー/ナチ・ポスターを描いたイラストレーターたち/政治を演劇化するファシズム/ロシア・アヴァンギャルドの凋落/『毛沢東語録』と腕章、バッジ。
[目次]
1 呪力のある視線;2 燃える視線;3 拒否する視線;4 遠望する視線;5 反復する視線;6 記憶する視線;付録 ナチ・ポスターを描いたイラストレーターたち
20世紀を代表する独裁的支配者、スターリン、ヒトラー、毛沢東の3人が行った宣伝とプロパガンダのデザインを紹介。独裁のなんたるかを知るための最良のテキスト。図版多数。
松田 行正 (マツダ ユキマサ)
1948年静岡県生まれ。中央大学法学部卒業。グラフィック・デザイナー。デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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独裁者のデザイン ヒトラー、ムッソリーニ、スターリン、毛沢東の手法
松田行正/著
平凡社
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BK