東亰時代 江戸と東京の間で
講談社学術文庫 1765
小木新造/〔著〕
講談社
1,056円
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商品情報
出版年月:
2006年6月
ISBNコード:
978-4-06-159765-5 (4-06-159765-5)
頁数・縦:
275P 15cm
商品の内容

[要旨]

東京は、天下の総城下町から、一挙に近代国家の首都へと移行したのではない。その過渡期は明治前半期であり、東京が「東亰」とも呼ばれた時代であった。それは、文明開化の時流に取り残された江戸根生いの民が、江戸文化の名残を引きずりつつ生きた時代でもある。江戸から東京へと変貌していく過程を生きた、市井の民の生活実態を浮き彫りにする。

[目次]

序章 変革の嵐;第1章 「文明開化」の幻影;第2章 暮らしの曲線;第3章 開化の蔭で;第4章 庶民の遊び;第5章 寺子屋始末記;終章 東亰時代

出版社・メーカーからのコメント

江戸から東京への架け橋となった特異な時代明治時代前半、東京は東亰とも書かれ、「とうけい」とも呼ばれていた。江戸時代の意識や感覚を色濃く残すこの時代の庶民の生活ぶりを、多様な角度から検証する。

著者紹介

小木 新造 (オギ シンゾウ)  

1924年、東京生まれ。東京教育大学文学部日本史学科卒業。日本文化史専攻。文学博士。桐朋学園大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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