[要旨]
古代ローマに生まれた「シーザー暗号」から、IT時代のセキュリティを支える暗号技術までを、親しみやすい秘話を交えながら丁寧に解説。エドガー・アラン・ポーでも解けなかった暗号の解法は?“美しいが役立たず”だった整数論が突然“軍事機密”と化した天才的着想「公開鍵暗号」のしくみとは?暗号の「しくみ」と「解き方」がわかる本。
[目次]
第1章 秘密通信と暗号;第2章 暗号の種類;第3章 慣用の暗号体系;第4章 公開鍵暗号の原理;第5章 公開鍵暗号の現状;第6章 量子暗号の展望
「暗号」の作成と解読の原理を見る! 古代のシーザー暗号から単文字換字暗号、公開鍵暗号、量子暗号に至るまでの歴史をたどりながら、数多くの秘話を交えつつ、作り方と解読の原理を解説する入門書。
一松 信 (ヒトツマツ シン)
1926年、東京に生まれる。東大理学部数学科卒。東大助教授、立教大教授、京大教授、東京電機大学教授を経て、京大名誉教授。理博。専攻は数学、とくに数値解析。暗号とのかかわりあいは、太平洋戦争末期の学徒動員に始まり、その後、計算機と整数論との関連で公開鍵暗号に深い関心をもつようになった。海外との交流をはじめ、数学の啓蒙活動にも熱心で、専門家向け・一般向けを問わず著訳書も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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4-06-257490-X
暗号の数理 作り方と解読の原理
一松信/著
講談社
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BK