[要旨]
織田信長の生涯を側近が著述した『信長公記』。父親の葬儀で仏前に抹香を投げつける場面、岳父である斎藤道三との初会見ほか、小説などで描かれる挿話の数々は、この軍記が土台となっている。第一級の史料とされるが、実際には何がどう書かれているのか。現存する『信長公記』諸本を調査した著者が、「桶狭間の戦い」「信長の居城」「並みいる重臣」「本能寺の変」など28のトピックに整理して解説、その全容を明かす。
[目次]
序章 『信長公記』とは;第1章 尾張統一と美濃併呑(尾張の織田一族;父・信秀 ほか);第2章 上洛後(第十五代将軍足利義昭;比叡山焼き討ち ほか);第3章 安土時代(安土城;松永久秀の謀反 ほか);第4章 天下布武へ(大坂本願寺;佐久間信盛の追放 ほか)
織田信長の生涯と事績を知るうえでの基本史料には何がどう書かれているのか。28のトピックに整理して解説を加え、概要を明かす。
和田 裕弘 (ワダ ヤスヒロ)
1962年(昭和37年)、奈良県に生まれる。戦国史研究家。織豊期研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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信長公記 戦国覇者の一級史料
和田裕弘/著
中央公論新社
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BK