グラン・ヴァカンス
ハヤカワ文庫 JA 861 廃園の天使 1
飛浩隆/著
早川書房
924円
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商品情報
出版年月:
2006年9月
ISBNコード:
978-4-15-030861-2 (4-15-030861-6)
頁数・縦:
494P 16cm
商品の内容

[要旨]

仮想リゾート“数値海岸”の一区画“夏の区界”。南欧の港町を模したそこでは、ゲストである人間の訪問が途絶えてから1000年、取り残されたAIたちが永遠に続く夏を過ごしていた。だが、それは突如として終焉のときを迎える。謎の存在“蜘蛛”の大群が、街のすべてを無化しはじめたのだ。わずかに生き残ったAIたちの、絶望にみちた一夜の攻防戦が幕を開ける―仮想と現実の闘争を描く『廃園の天使』シリーズ第1作。

著者紹介

飛 浩隆 (トビ ヒロタカ)  

1960年島根県生まれ。島根大学卒。大学在学中に第1回三省堂SFストーリーコンテストに入選、SFマガジン1983年9月号発表の「異本:猿の手」で本格デビューを果たす。以後、「象られた力」ほかの中短篇を同誌に発表するが、1992年の「デュオ」を最後に沈黙。2002年、10年ぶりの著作にして初の長篇である『グラン・ヴァカンス―廃園の天使(1)』で、「ベストSF2002」国内篇第2位となり、見事な復活を飾った。続く2004年刊行の初期作品集『象られた力』で第26回日本SF大賞を受賞、「ベストSF2004」国内篇第1位を獲得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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