戦国武将と男色 知られざる「武家衆道」の盛衰史
歴史新書y 042
乃至政彦/著
洋泉社
1,034円
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商品情報
出版年月:
2013年12月
ISBNコード:
978-4-8003-0303-5 (4-8003-0303-6)
頁数・縦:
271P 18cm
商品の内容

[要旨]

戦国武将の多くは、嗜みとして美少年(小姓)を寵愛した。主君と肉体関係を結んだ彼らは、忠義の者として重宝され、城主や家宰に出世し、主君の死に殉ずる者もいた。戦国期の主君と小姓の男色は、そのほとんどが江戸期に成立した二次史料を基にしている。また、男色は単なる同性愛ではなく、公家や寺院社会の影響を受けた年長者による少年児童への性愛だった。俗説にまみれた「武家男色」の実相に迫る初めての書。

[目次]

プロローグ 戦国時代の武家男色、その俗説と実相;第1部 室町幕府と男色文化(公家・宗教社会の男色―禁断の扉を開いた足利義満;足利将軍と男色―稚児から小姓へ;守護大名と男色―大内義隆・武田信玄);第2部 戦国武将と男色の実相(東国の戦国武将と男色―武田・北条・長尾・今川・朝倉氏ほか;奥州の戦国武将と男色―大崎・上杉・蘆名・蒲生・伊達氏ほか;西国の戦国武将と男色―大内・黒田・宇喜多・毛利・島津氏ほか ほか)

著者紹介

乃至 政彦 (ナイシ マサヒコ)  

1974年香川県高松市生まれ。戦国史研究家。在野の立場から従来説にさまざまな疑問を投げかけ、独自の史観を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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