[文学賞情報]
2018年
第5回
城山三郎賞受賞
2019年
第50回
大宅壮一ノンフィクション賞受賞
[要旨]
一九八九年六月四日。変革の夢は戦車の前に砕け散った。台湾の民主化、東西ドイツの統一、ソ連崩壊の一つの要因ともされた天安門事件。毎年、六月四日前後の中国では治安警備が従来以上に強化される。スマホ決済の送金ですら「六四」「八九六四」元の金額指定が不可能になるほどだ。あの時、中国全土で数百万人の若者が民主化の声を上げていた。世界史に刻まれた運動に携わっていた者、傍観していた者、そして生まれてもいなかった現代の若者は、いま「八九六四」をどう見るのか?各国を巡り、地べたの労働者に社会の成功者、民主化運動の亡命者に当時のリーダーなど、六〇人以上を取材した大型ルポ。語り継ぐことを許されない歴史を忘れ去られる。これは、天安門の最後の記録といえるだろう。
[目次]
序章 君は八九六四を知っているか?;第1章 ふたつの北京;第2章 僕らの反抗と挫折;第3章 持たざる者たち;第4章 生真面目な抵抗者;第5章 「天安門の都」の変質;第6章 馬上、少年過ぐ;終章 未来への夢が終わった先に
1989年6月4日、中国の“姿”は決められた。タブーに挑む大型ルポ! 天安門事件。中国では未だにタブーとなっており、“八九六四”と言われる。当時の有名リーダーから地べたの労働者に社会の成功者、そして亡命者など60人以上を取材!世界史に刻まれた事件の意義と意味を問い直す!
安田 峰俊 (ヤスダ ミネトシ)
1982年滋賀県生まれ。ルポライター。立命館大学人文科学研究所客員研究員。立命館大学文学部(東洋史学専攻)卒業後、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。一般企業勤務を経た後、著述業に。アジア、特に中華圏の社会・政治・文化事情について執筆を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
0100000000000033764908
4-04-106735-9
八九六四 「天安門事件」は再び起きるか
安田峰俊/著
KADOKAWA
0
https://www1.e-hon.ne.jp/images/syoseki/ac/08/33764908.jpg?impolicy=PC_AC_M
/store/common/material/images/com_bt017_sp.gif
BK