
[要旨]
ベストセラー『つなみ―被災地のこども80人の作文集』を企画取材した著者が描く、7つの家族の喪失と再生の物語。平成最大の災害を、子どもたちは「書くこと」でどう乗り越えたのか?私たちは何を学べるのか?「あれから八年間の日々に」を大幅増補。第43回大宅壮一ノンフィクション賞(2012年)受賞作。
[目次]
鈴木啓史(石巻市東松島高校一年)不良息子奮闘記;鈴木智幸(石巻市渡波小学校二年)避難所という癒し;佐々木悠(南三陸町志津川小学校六年)みんな知り合いでみんな家族;鈴木愛(気仙沼市気仙沼中学校一年)父と娘の「復興計画」;八幡千代(大槌町大槌小学校五年)一番大事な娘と一番大好きな妻;黒沢菜緒佳(大槌町大槌中学校二年)それでも赤浜で暮らしたい;牧野アイ(田老村田老尋常高等小学校六年)「津波残り」として生きる;終章 悲劇はなぜ繰り返されたのか;増補 あれから八年間の日々に
森 健 (モリ ケン)
ジャーナリスト。1968年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。「文藝春秋」「週刊文春」をはじめ各誌で人物ルポ、経済記事を中心に執筆。『小倉昌男 祈りと経営』で小学館ノンフィクション大賞、ビジネス書大賞審査員特別賞、大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞をトリプル受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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「つなみ」の子どもたち 作文に書かれなかった物語
森健/著
文藝春秋
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BK