- 出版社:Oxford University Press
- 出版年月:2009年 07月
- ISBN:9780198605683
- 言語:ENG
- 巻数・ページ数:1136 p.
- DDC分類:720
- 内容紹介:
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建築は、都市の顔、権力の象徴、美的表象、住まい、仕事場、アトラクション、宗教的モニュメントなど、実に多様な側面を併せ持ち、批評の対象として魅惑的であり続けています。オックスフォード大学出版局より満を持して刊行された本書は、世界の一線の建築家・研究者150人以上の寄稿になる1500項目にて、古今東西の建築関連事項を網羅します。項目名アルファベット順に配列された各記事では、重要な建築家、建築様式、建築運動から、素材、デザイン、用語の定義まで、幅広い対象が取り上げられています。モダン建築だけではなく、ヴァナキュラー建築も、また、西欧、米国だけではなく、アジア、中東、アフリカ、中南米にも等しく目を注ぎ、時代を越えてグローバルな建築の潮流に注意を促します。その際に、美術史的観点にとどまらず、建築の社会的・技術的・実践的側面にも注目します。建築を美的対象というより、視覚的効果を用いて社会的・技術的課題を解決する手段として捉えるアプローチです。それゆえ、建築意匠だけではなく、構造設計の観点をも含みます。高画質の図版150点以上を収録し、テクストの視覚的理解に役立ちます。また、主題別の項目リストと微に入り細に入った相互参照指示機能を備え、錯綜する多数の事項についての活発な探究を促します。芸術・表象文化論、都市論、文化史、都市工学の分野の必須レファレンスとしておすすめいたします。