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ファーブル昆虫記 完訳 第3巻下

出版社名 集英社
出版年月 2006年9月
ISBNコード 978-4-08-131006-7
4-08-131006-8
税込価格 3,960円
頁数・縦 383P 22cm
シリーズ名 ファーブル昆虫記

商品内容

要旨

ハチは産む卵の性をなぜ知っているのか?博物学の不朽の名著、画期的な個人完訳版。

目次

12 トガリアナバチ―カマキリを獲物とする狩りバチ
13 クシヒゲゲンセイ―幼虫が捕食性のツチハンミョウの仲間
14 食物の変更―代用食で虫を飼う
15 進化論への一刺し―狩りバチの獲物と適応力
16 蓄える食物の量に、なぜ差があるのか―雌バチには産む卵の性別がわかるのか
17 ツツハナバチ―小部屋の大きさはどのように決まるのか
18 ツツハナバチの小部屋―雌雄の卵が産みつけられる順番
19 ツツハナバチの産卵―卵の性を産み分ける雌
20 ツツハナバチの卵―雌雄の産み分けは、なぜ起こるのか

おすすめコメント

ハチは自分が産む卵の性を自由に出来るのか?ハナバチの一種は草の茎などの空洞に卵を孵す巣を作りますが、大きい巣からは必ず雌が、小さい巣からは必ず雄が出てきます。ハチは卵の性を産み分けている?その謎にファーブルが挑みます。

出版社・メーカーコメント

ハチは自分が産む卵の性を自由に出来るのか? ハナバチの一種は草の茎などの空洞に卵を孵す巣を作りますが、大きい巣からは必ず雌が、小さい巣からは必ず雄が出てきます。ハチは卵の性を産み分けている? その謎にファーブルが挑みます。

著者紹介

ファーブル,ジャン=アンリ・カジミール (ファーブル,ジャン=アンリカジミール)   Fabre,Jean‐Henri Casimir
フランスの博物学者。1823年、南仏ルーエルグ山地のサン=レオンに生まれる。少年時代から生活苦と闘いながら勉学にいそしみ、師範学校に進学。教師になってからも独学で数学、物理学、博物学を学び学士号を取得。昆虫の行動観察に目ざめ、研究論文を次々に発表。55歳のとき、広大な庭をもつセリニャンの家に移住。自らアルマス(荒地)と名づけた自宅兼研究所で昆虫の観察に打ち込む。その前後30年間の記録が『昆虫記』(全10巻)である。1915年、アルマスで永眠
奥本 大三郎 (オクモト ダイサブロウ)  
フランス文学者。作家。1944年、大阪市に生まれる。東京大学仏文科卒業、同大学院修了。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、『斑猫の宿』(JTB紀行文学大賞)などがある。ファーブルについての著作も多く、ジュニア版『ファーブル昆虫記』(全8巻、産経児童出版文化賞)などが多くの人に愛読されている。「NPO日本アンリ・ファーブル会」を設立。東京の自宅に昆虫の標本やファーブルの資料を展示する「ファーブル昆虫館」を開館。埼玉大学教授。日本昆虫協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)