• 本

天使と悪魔 美術で読むキリスト教の深層

出版社名 青土社
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-7917-6623-9
4-7917-6623-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 324,15P 20cm

商品内容

要旨

天使の救済、悪魔の誘惑、死者の魂の裁き…キリスト教はなぜかくも多くの天使や悪魔を生みだしたのか。それは一神教の矛盾の産物なのか。あるいは神に届かぬ祈りと情念の奔出なのか。ユダヤ・キリスト教研究の第一人者が二〇〇点にのぼる名画と教会美術を細部まで読み解き、信仰宇宙の光と闇を透視する。

目次

第1講 天使の起源―御使いと位階
第2講 悪魔の来歴とイメージ
第3講 悪魔の誘惑と聖人―アントニオスの場合ほか
第4講 死の表象と死神の勝利
第5講 リンボのキリストと悪魔、煉獄・地獄と魔王
第6講 天使の国と新しいエルサレム

出版社
商品紹介

ユダヤ・キリスト教研究の第一人者が200点にのぼる名画と教会美術を細部まで読み解き、信仰宇宙の光と闇を透視する。

著者紹介

秦 剛平 (ハタ ゴウヘイ)  
1942年生まれ。多摩美術大学教授。同大学新図書館館長。ヘレニズム・ユダヤ教(ヨセフス、フィロン、七十人訳ギリシア語聖書など)や、エウセビオスらの教会の物書きたちの文書資料を中心に初期キリスト教などの研究に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)