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犬だけの世界 人類がいなくなった後の犬の生活

出版社名 青土社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-7917-7507-1
4-7917-7507-4
税込価格 2,640円
頁数・縦 235,4P 19cm

商品内容

要旨

犬の未来と未来の犬を想像する。犬は本来どのような動物なのだろうか?人類滅亡後のかれらはどこに住み、何を食べ、どのように繁殖していくのだろうか?気鋭の動物学者と倫理学者が生物学、生態学、犬とその近縁種の生活や行動に関する最新の研究成果をもとにポストヒューマン時代の犬のすがたを描き出す刺激的な思考実験。

目次

1章 人類がいなくなったら、イヌはどうなるのだろう
2章 イヌの現状
3章 未来のかたち
4章 食と性
5章 家族、友だち、敵
6章 人類滅亡後のイヌの内面
7章 人類滅亡の日に備える
8章 イヌは人間がいないほうが幸せなのか
9章 イヌの未来と、未来のイヌ

出版社・メーカーコメント

もし、人間がいなくなったら、犬はどうなるのだろうか?人間がいなくても、犬は自分たちだけで生きていくことができるのだろうか? 本書は、人類がいなくなった後の犬の未来を想像し、犬がどのように生き残り、繁殖していくかを明らかにする。そして、この画期的な視点が、現在の私たちの犬との関わり方の考える指針となることを説く。生物学、生態学、そして犬とその近縁種の生活や行動に関する最新の研究成果をもとに、犬が本来はどのような存在であるのかを探求する。そして、犬がいかに学習能力が高く、順応性と日和見性に優れているかを示し、犬がすでに単独でも生存しており、人間のいない世界でもそうなる可能性があるという説得力のあるエビデンスを提示する。

著者紹介

ピアス,ジェシカ (ピアス,ジェシカ)   Pierce,Jessica
コロラド大学アンシュッツ医学部教員(生命倫理・人文科学センター)
ベコフ,マーク (ベコフ,マーク)   Bekoff,Marc
コロラド大学ボルダー校名誉教授(生態学・進化生物学)
吉嶺 英美 (ヨシミネ ヒデミ)  
翻訳家。サンノゼ州立大学社会科学部歴史科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)