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芥川龍之介選英米怪異・幻想譚

出版社名 岩波書店
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-00-061304-0
4-00-061304-9
税込価格 2,860円
頁数・縦 416,7P 19cm

商品内容

要旨

気鋭の研究者と当代随一の翻訳家がタッグを組み、芥川が選んだ「新らしい英米の文芸」を蘇らせる!旧制高校の英語副読本として編まれたアンソロジー八巻より、二〇の短篇をさらに精選。ポーやスティーヴンソンから本邦初訳の作家まで、芥川自身の作品にもつながる“怪異・幻想”の世界を全て新訳で堪能する。イェーツやキャロルなどの芥川による翻訳も収録。

目次

The Modern Series of English Literatureより(身勝手な巨人(オスカー・ワイルド)
追い剥ぎ(ダンセイニ卿)
ショーニーン(レディ・グレゴリー)
天邪鬼(エドガー・アラン・ポー)
マークハイム(R.L.・スティーヴンソン) ほか)
芥川龍之介作品より(春の心臓(ウィリアム・バトラー・イェーツ)
アリス物語(抄)(ルイス・キャロル)
馬の脚(芥川龍之介))

おすすめコメント

芥川が選んだ「新しい英米の文芸」から20篇をさらに精選。知られざる名アンソロジー、ここに蘇る!

著者紹介

澤西 祐典 (サワニシ ユウテン)  
1986年生、作家・別府大学講師・日本近代文化研究者。小説作品に『フラミンゴの村』(すばる文学賞)などがある。研究者としての専門は芥川龍之介
柴田 元幸 (シバタ モトユキ)  
1954年生、翻訳家・東京大学名誉教授・米文学者。雑誌『MONKEY』責任編集。数々のエッセイ集や翻訳論などでも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)