ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2020年7月 |
ISBNコード |
978-4-00-061413-9
(4-00-061413-4) |
税込価格 | 4,070円 |
頁数・縦 | 426,7P 21cm |
商品内容
文学賞情報 |
2021年
第11回
紀伊國屋じんぶん大賞受賞 |
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要旨 |
やりがいを感じずに働いているのはなぜか。ムダで無意味な仕事が増えているのはなぜか。社会の役に立つ仕事ほどどうして低賃金なのか。これらの謎を解く鍵はすべて、ブルシット・ジョブにあった―。ひとのためにならない、なくなっても差し支えない仕事。その際限のない増殖が社会に深刻な精神的暴力を加えている。証言・データ・人類学的知見を駆使しながら、現代の労働のあり方を鋭く分析批判、「仕事」と「価値」の関係を根底から問いなおし、経済学者ケインズが1930年に予言した「週15時間労働」への道筋をつける。ブルシット・ジョブに巻き込まれてしまった私たちの現代社会を解きほぐす、『負債論』の著者による解放の書。 |
目次 |
序章 ブルシット・ジョブ現象について |
出版社・メーカーコメント
やりがいを感じないまま働く。ムダで無意味な仕事が増えていく。人の役に立つ仕事だけど給料が低い――それはすべてブルシット・ジョブ(ルビ:クソどうでもいい仕事)のせいだった! 職場にひそむ封建制やSM的力学を分析し、ブルシット・ジョブ発生のメカニズムを解明。仕事の価値を再考し、週一五時間労働の道筋をつける。『負債論』の著者による解放の書。