書店レビュー
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
文句なしの直木賞に輝いたのがこれだ。1970年代の台湾を舞台に、激動の世を生きた青年の青春ミステリーである。読み応えのあるしっかりとした直木賞作品が決まるのは本読みにとってうれしい。台湾や中国の歴史をちょっと理解していると、歴史小説としての醍醐味も味わえる。家族愛や歴史を、本を読むことで考えさせてくれる逸品である。
次代に残る小説となるだろう。(2015年9月22日)
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商品内容
文学賞情報 |
2015年
第153回
直木賞受賞 |
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要旨 |
1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。大陸から台湾、そして日本へ。歴史に刻まれた、一家の流浪と決断の軌跡。台湾生まれ、日本育ち。超弩級の才能が、はじめて己の血を解き放つ!友情と初恋。流浪と決断。圧倒的物語。 |
出版社 商品紹介 |
青春は、謎と輝きに満ちている――。台湾生まれ、日本育ち。「このミス!」出身の異才が放つ、友情と恋、一家の歴史と人生、命の物語。 |
おすすめコメント
青春は、謎と輝きに満ちている―― 台湾生まれ、日本育ち。超弩級の才能を持つ「このミス!」出身、大藪賞受賞の異才が、はじめて己の血を解き放つ! 何者でもなかった。ゆえに自由だった――。1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。大陸から台湾、そして日本へ。謎と輝きに満ちた青春が迸る。友情と恋、流浪と決断、歴史、人生、そして命の物語。エンタメのすべてが詰まった、最強の書き下ろし長編小説!