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ミステリ珍本全集 09

魔の淵

出版社名 戎光祥出版
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-86403-155-4
4-86403-155-X
税込価格 3,630円
頁数・縦 517P 20cm
シリーズ名 ミステリ珍本全集

商品内容

要旨

地方の豪商・風間家に迫る不気味な悪意の影!相次ぐ使用人や家人の死には複雑な人間関係が生み出した底知れぬ闇が…。不思議小説、明朗小説で一世を風靡した著者が迫力の筆致で描くダーク・サスペンス!他に『卍の塔』『第三の影』のミステリ2長篇を収録。

著者紹介

三橋 一夫 (ミツハシ カズオ)  
1908(明治41)年、神戸市生まれ。本名・敏夫。慶應義塾大学経済学部卒。在学中にヨーロッパに留学。40年ごろから「三田文学」や「文芸世紀」に創作を発表し、戦時中に『涙橋』『薔薇の細道』などの短篇集を刊行している。終戦後の48年、林房雄の紹介で「新青年」に「腹話術師」が掲載されてデビュー。不思議小説を継続的に発表する一方、50年代後半からは貸本向けのユーモア小説、明朗小説を精力的に刊行した。66年に創作の筆を折り、以後は独自の理論に基づいた健康法の著作に専念。95(平成9)年12月没
日下 三蔵 (クサカ サンゾウ)  
1968(昭和43)年、神奈川県生まれ。出版社勤務を経てミステリ・SF評論家、フリー編集者。著書に『日本SF全集・総解説』『ミステリ交差点』、編著に『天城一の密室犯罪学教程』(第五回本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)