• 本

喘ぎ泣く死美人

角川文庫 よ5−37

出版社名 角川書店
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-04-355505-5
4-04-355505-9
税込価格 660円
頁数・縦 307P 15cm

商品内容

要旨

昭和3年、町はずれに住んでいた60歳過ぎの女性・片岡直が殺された。行きずりの強盗が犯人だろうと思われたが、事件の真相は直の恐ろしい過去に隠されていた―(「絵馬」より)。そのほか当時の交友関係をベースにした「艶書御用心」「素敵なステッキの話」、外国を舞台とした「夜読むべからず」「喘ぎ泣く死美人」、また新たに単行本未収録作品「燈台岩の死体」「甲蟲の指輪」を加えた全18作品を掲載。幻の小説がよみがえる。

おすすめコメント

正史ファン待望の文庫未収録作品集!!当時の交友関係をベースにした物語「素敵なステッキの話」。外国を舞台とした怪奇小説の「夜読むべからず」と「喘ぎ泣く死美人」などファン待望の文庫未収録作品を一挙掲載!

著者紹介

横溝 正史 (ヨコミゾ セイシ)  
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説専門誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長篇賞)などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)