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骸骨ビルの庭 下

出版社名 講談社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-06-215532-8
4-06-215532-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 282P 20cm
シリーズ名 骸骨ビルの庭

商品内容

文学賞情報

2009年 第13回 司馬遼太郎賞受賞

要旨

育ての親、阿部轍正は、子供たちの一人、桐田夏美への性的暴行の汚名を着たまま、苦悩のうちに死んだ。真相を求めて、八木沢は夏美の行方を追う。過去の謎が謎を呼び、秘密は深まる。一方、八木沢はビルにもう一度畑を甦らせようと一人耕し始める。そして、小さな命が蕾をつけるとき、骸骨ビルの本当の意味が明らかになる。自分は何のために、そして、誰のために、生きているのか?心の奥底から溢れ出す人間への讃歌。すべての生きとし生けるものへ贈る感動の長篇小説。

おすすめコメント

自分は何のために、そして、誰のために、生きているのか? 心の奥底から溢れ出す人間への讃歌! すべての生きとし生けるものへ贈る感動の長篇小説。 育ての親、阿部轍正は、子供たちの1人、桐田夏美への性的暴行の汚名を着たまま、苦悩のうちに死んだ。真相を求めて、八木沢は夏美の行方を追う。過去の謎が謎を呼び、秘密は深まる。一方、八木沢はビルにもう一度畑を甦らせようと一人耕し始める。そして、小さな命が蕾をつけるとき、骸骨ビルの本当の意味が明らかになる。

出版社・メーカーコメント

日本人が失った魂の物語。感動巨編遂に刊行詳細 孤児たちは成人してもビルに住み続け、老いた育ての親を気遣う。育ての親の願いとは何だったのか。彼らと八木沢との交流の中から、人生の軌跡と絆がよみがえる。

著者紹介

宮本 輝 (ミヤモト テル)  
1947年兵庫県神戸市生まれ。追手門学院大学文学部卒業。’77年『泥の河』で太宰治賞、’78年『螢川』で芥川賞、’87年『優駿』で吉川英治文学賞を受賞。2004年には『約束の冬』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)