• 本

パチンコ「30兆円の闇」

小学館文庫 み5−10

出版社名 小学館
出版年月 2009年1月
ISBNコード 978-4-09-408346-0
4-09-408346-4
税込価格 607円
頁数・縦 302P 16cm

商品内容

要旨

国内のパチンコ人口、1500万人。全国には1万店を優に超すホールがある。「鉄火場」では日々巨額のカネが動く。その市場規模は米カジノ産業をはるかに凌ぎ、自動車などの基幹産業にさえ匹敵する。しかし、位置付けはあくまで「ギャンブルではなくレジャー」。警察による裁量行政と業界支配は揺るがない。結果、ホールは「巨大な密壺」と化し、無数のアリがたかる。結果的に割りを食うのはファンである。ホール経営者、メーカー幹部、カバン屋、ウラ屋、ゴト師から警察官僚まであらゆる「業界関係者」に直撃取材。パチンコ産業に潜む「闇」を浮き彫りにする。

目次

1章 パチンコと警察の「銀球癒着」
2章 悪徳ホール「搾取の手口」
3章 神出鬼没!ゴト師たちの「裏技」
4章 パチンコに寄生する「周辺産業」
5章 吸い込まれた「カネ」の行方
6章 「30兆円産業」に明日はあるか

おすすめコメント

ホール経営者、メーカー幹部、カバン屋、ウラ屋、ゴト師から警察官僚まであらゆる「業界関係者」を直撃取材。公営ギャンブルが束になってもかなわない膨大な売り上げを誇るパチンコ産業に潜む「闇」を浮き彫りにする

著者紹介

溝口 敦 (ミゾグチ アツシ)  
1942年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。暴力団や中国マフィアなどの犯罪組織から宗教、食の安全まで丹念な取材で幅広くレポートを発表している。『食肉の帝王―巨富をつかんだ男 浅田満』で講談社ノンフィクション賞受賞(2003年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)