書店レビュー
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誇りを奪われながら、誇りを貫き、生き抜いた武士達の物語。
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- けやき書房 (大阪府堺市中区)
13年も前の桜田門外の変で斬られた、主君井伊直弼の敵を探し求める主人公志村金吾。仇討ちは成るのか?涙あふれるハッピーエンドが用意されている。(柘榴坂の仇討) 藩の始末、家の始末、曾孫の始末まで果たした五郎冶はおのれの始末も成し遂げる。曾孫に残した形見の品は何か?心あたたまり、ホロリとさせられる。(五郎冶殿御始末) 他四篇。誇りを奪われながら、誇りを貫き、生き抜いた武士達の物語。
(2006年9月30日)
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商品内容
要旨 |
男の始末とは、そういうものでなければならぬ。決して逃げず、後戻りもせず、能う限りの最善の方法で、すべての始末をつけねばならぬ。幕末維新の激動期、自らの誇りをかけ、千年続いた武士の時代の幕を引いた、侍たちの物語。表題作ほか全六篇。 |
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